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ごくごく一般的な『昔々70年代少年』です。
熱い心と冷めた頭で日々奮闘します。
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続:心に残る今年なくなった人

2009年12月17日

大原麗子(8月3日享年62才)

NHK大河ドラマの主役も張りましたが、なんと言っても
『すこし愛して、なが~く愛して』
の科白で一世を風靡したサントリーレッドのCM、・・・・秀逸。
彼女でなければ表現できなかった女の愛くるしさでした。


山城新伍(8月12日享年70才)

80年代90年代はただの中年、危ないおっさん、晩年は悲惨な末路だったようです。
しかし僕の年代にとっては少年達のヒーロー「白馬童子」以外の何者でもありません。
テレビの黎明期、「月光仮面」や「隠密剣士」、「怪傑ハリマオ」と並ぶスター中のスターでした。


レスポール(8月13日享年94才)

ジャズギタリストというよりロックの開拓者、ロックの殿堂的ミュージシャンです。
生涯現役でステージをやり続けましたが、何よりロックミュージックをかじったものなら誰でも一度は憧れたギター、ギブソンのレスポールモデルは彼が生み出したエレキギターのスタンダードです。
エレキギターの父とも称されるレスポール、彼はまたレコーディングで多重録音とマルチトラックレコーディングを開発した人でもあります。
かのBBキングもジェフベックもクラプトンもジミーペイジもみんなこのおじさんに影響を受けたのです。


加藤和彦(10月16日享年62才)

ブログ『加藤和彦 追悼』を再度ご覧下さい。



五代目 三遊亭園楽(10月29日享年76才)

笑点の司会者ってことで有名です。
六代目園生の門下で若いころは、志ん朝、談志、柳朝と並んで落語会の「四天王」と呼ばれたこともありますが、残念ながら志ん朝のように芸は大成しませんでした。
そこそこ上手くはあったんですが師匠の名代を継ぐほどにはなかった。
ただ、落語を若い世代にも取っ付き易いものにしたと言う点では功績があります。
図らずも落語協会に反対して分裂した師匠園生に従い三遊協会を立上げるなど、生真面目が故に苦労した常識人でもありました。
芸風は今でも好きではありませんが、中堅サラリーマンのような律儀さには心惹かれるところがありました。
六代目を継ぐ楽太郎に通じるところでしょうか。


田 英夫(11月13日享年86才)

僕が小学校の頃TBSの夕方のニュース番組「JNNニュースコープ」にはいつも彼の顔がありました。
端正な顔立ちと切れのいい語り口。
長いこと僕は、TBSの局アナと思っていたのですが、彼は共同通信記者からの転進で日本のニュースキャスターの草分けでした。
東京大学在学中、学徒出陣により震洋特攻隊に配属され、多くの仲間を亡くした経験から彼は常に戦争反対の立場に立ち、71年には参議院議員として政治活動へ身を投じています。
政治家には珍しい知性と品格をもった人でした。


あと、心に残るのは日本画家の平山郁夫、経済学者のポール・サミュエルソン・・・・。

この頃、僕自身は『死』というものを身近に考えるようになった所為か、若かったときほど『死』を恐れなくなりました。
何でしょう、この変化。

明日あると思う心のあだ桜 夜半に嵐のふかぬものかは


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Posted by 風街ろまん at 19:57Comments(0)